Kumo-memo

備忘録&旅情報

カラコル③ 3days トレッキング〜カラコル谷からシロタキャンプ

2018.08.04

トレッキング初日。

オフィシャルタイムでは6時間かかるとのこと。またシロタキャンプ場にはテントとユルトがあり、シュラフや食事の用意もあるものの数に限りがあるので出来るだけ早めに行きたい。

マルシュルートカ101の終点が登山口。

そのマルシュは7:30〜8:00にくるとのこと。

始発おそー!!!!!

私としては6:30には乗りたかったのに!!

日本の始発って5:30とかだっけ?逆に働きすぎとも感じる

とりあえずざっくりな時間だけどもしかしたら早くくるかもだし不確定だったので、準備するだけして待っていた。

偶然宿の人と話してたら101が来た…!!

7:15に!!!はやー!!早く準備しておいてよかった!

[7:15 マルシュルートカ101に乗車 10スム]

30分かかると書かれていたけど朝早くて人が少ないせいか15分ほどで到着。

[7:30 マルシュルートカ101終点]

f:id:hi-kumo:20180807131340j:image

ここから5分ほど歩くとエントランス

[7:35 エントランス 入園料250スム(テントもってると値引きされて100スムになるらしい)]

f:id:hi-kumo:20180807131526j:image

なつこいワンコがいます

ツアー会社で500スムくらいで宿から次のポイントになる橋までいけるのですが、今回は全部徒歩でトライしてみます。ツアー会社の人曰く、車であれば2時間短縮できるそうです。


f:id:hi-kumo:20180807131858j:image

f:id:hi-kumo:20180807131936j:image

なかなかドライでダスティな道をひたすら歩きます。何台か車に抜かされたし、この道歩いてるの私1人だけ。しかも結構なスピードで車が通るたび砂埃があがり、この旅ではじめてFワードが喉まできました。


f:id:hi-kumo:20180807132219j:image

f:id:hi-kumo:20180807132224j:image

平坦な道をひたすら歩きます。この黄色いベリーはシーバックソーン、シーベリー、和名で砂地茱萸だそうで、日本では見られない、イシククル湖の地域に自生してる木ノ実。といっても確証がないのに口にするのは危険なので摘んでません。このベリーのジャムが町にあるJICA協力のお店で試食できます。さっぱりと甘酸っぱく、日本人受けしそう。

[9:00 ポイントとなる橋に到着]

f:id:hi-kumo:20180807133028j:image

思ったよりも近かった。この橋を渡るとすぐ緩やかな坂が続きます。

そして事件が起こった…

f:id:hi-kumo:20180807133211j:image

[9:10〜15]ヒッチしてないけど、すぐそこまでいくから乗ってけ!っつって地元民の車に乗りました。しれっと乗り込みました、だって疲れてたんだもん。

全部歩きでいく計画、早くも終わるw

といっても15分かかるところを5分の乗車で登ったくらいなので、まあよしとする。

ラッキーだった


f:id:hi-kumo:20180807133528j:image

f:id:hi-kumo:20180807133522j:image

やっと登山道らしく?なる。

ここから次のポイントまではとにかく楽しい!


f:id:hi-kumo:20180807133709j:image

f:id:hi-kumo:20180807133655j:image

ちょいちょい休憩を挟みながら進む


f:id:hi-kumo:20180807133805j:image

f:id:hi-kumo:20180807133809j:image

楽園かな?


f:id:hi-kumo:20180807133914j:image

f:id:hi-kumo:20180807133904j:image

カラコル谷、すごい好きここ!

[11:35 分岐の橋]

f:id:hi-kumo:20180807134027j:image

ここを渡るといくつかトレースがあって、それらしいトレースを進んだんだけど、maps.meが示してる方向と違う…

戻って、これ本当に道か?ってとこを進む、たしかにしばらくすると人の足跡がある。

ここから15分後くらいからが最初の山場。

この時点で2500m(富士山5合目)を超えていた。上がるたびにキツくなる。

足取りが重い。


f:id:hi-kumo:20180807134532j:image

f:id:hi-kumo:20180807134525j:image

どんどん上がっていく。かなりスティープだ。

何度も立ち止まり呼吸を整える。炎天下で影もない。

そのうちにガレ場になり、キャンプサイトまでの表示が見える。


f:id:hi-kumo:20180807134719j:image

f:id:hi-kumo:20180807134724j:image

ちなみにここのガレ場で足を何度か捻ったのですが、生まれつき足首が非常に柔らかく捻挫知らずの身体なので、特に支障はなし。が!こういうことがあるから本来であればスニーカーなんかじゃなくて足首までしっかりしたトレッキングブーツが絶対いいと思いました。

[13:05 シロタキャンプに到着]

f:id:hi-kumo:20180807135150j:image

実は一回ここを素通りして、さらに奥のキャンプ場まで行きました、というのもmaps.meがそう示してたから。実際のシロタキャンプは手前側です。

f:id:hi-kumo:20180807135140j:image

ここでもチャイに呼ばれます。いいなこの文化!てかこれなら今日の昼ごはんいらなかったな…

ここでもヤポーニャ大人気、キルギス人御一行から写真撮ろう!!!の嵐です、なんだこれ。

ここのキャンプサイトは家族経営していて、この日はkids達のみ、3人の姉弟妹でマネジメントしていました。

f:id:hi-kumo:20180807141251j:image

(顔出しNGぽかったのでぼかし、本当きれいだしかわいい子達)

本当かわいい子たちだった!しっかり者のお姉ちゃんサイーダ、ツーリストの窓口アミュール、愛嬌たっぷりサウレ

勿論他のツーリストの方ともたくさん話したんだけど、私しかソロがいなかったのと、多分精神年齢が近いのもあってこの子達と一緒に長いこと過ごしていた。コミュニケーションツールはGoogle翻訳、ありがとうグーグル先生!


f:id:hi-kumo:20180807140317j:image

f:id:hi-kumo:20180807140312j:image

サウレがとっておきの場所を教えてくれて、そこから見た景色は本当にきれいだった。

ここはテント500+寝袋300+ディナー400、朝食は+300。サウナもあって350スム。まあまあするけどこんな山奥まで物資持ってくるのも相当大変だろう。私は朝食もサウナもつけてないので1200スム。(朝早く出る必要があって朝食の時間には間に合わないから)

トイレは穴掘ったところに木を渡してるところにビニールシートで囲っている、天井はなし。おかげで全然臭くない!


f:id:hi-kumo:20180807141651j:image

f:id:hi-kumo:20180807141658j:image

これはサウナ。川の水をここでわかす。


f:id:hi-kumo:20180807141746j:image

f:id:hi-kumo:20180807141751j:image

シロタキャンプサイトは3000mに位置してるので、夜すごく冷える。テント内のストーブをつけてもらった。

f:id:hi-kumo:20180807141856j:image

つけるとテント内がめちゃくちゃ暑くなる。

なんかもうスモークされてるし一酸化炭素中毒になるんじゃないかと思った。

ちなみに火のつけ方も斬新w

木と紙だけで稼働させるのかと思いきや、なんとプラスチックボトルと、さらにガソリンまで入れはじめたww

これ大丈夫なやつ?あったかくなる目的のためには手段選ばない感じ?

となりのテントから着火方法を見に来ていたスパニッシュカップルのきれいなお姉さんと「嘘でしょ…」と顔を見合わせた。

おかげでめっちゃ燃え盛って、あっという間に燃え尽き、21時に寝てから夜中の2時に目を覚ましてそこからは寝られなかった。

(1日目 5h30m)