Kumo-memo

備忘録&旅情報

さよならキルギス、よろしくタジク

2018.8.14

ついに重い腰を上げてタジキスタンへ移動。

10~12時間かかるとのことで、Biy Ordo GHから1人2000スムでタクシーを手配。

8時くらいに出発と思ってたら10時と言われ、まあボーダー越えられるならなんでもいいけどなんて思いつつ待つ。

今回タイミングが重なり、同じGHから5人アジア女性(日本2 韓国1 香港2)でシェアをした。(思えばこの国の組み合わせ、パスポート的に強いグループなのでイミグレのスピードが、秒で終わった。)

約束の時間から1時間後…11時に迎えに来たランクルはすでにルーフに荷物が積まれていた。

ここに私らの荷物も載せる…落とさないでくれよ~(後にトマトがこぼれ落ちた)

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さあ出発!とはならず、途中で2人ピックしたり、ドライバーの朝ごはん(てかすでにだいぶ遅れてるのに朝ごはん食べてないとかなんなんだ)待ったり、色々あってオシュを出発したのが12時。

途中チャイ?とドライバーに聞かれたりもしたが、こちらには強い香港女性(上海や香港の女性って本当に強くってかっこいい!)がいるので、ノーーーーー!!!!早く行かなくちゃいけないんだから!!ゴーゴーゴー!!!!何時に着くの?!っていう、私が思っても言葉にしづらい事をがーーーっと言ってくれるからすごく助かった。


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道のりは順調で、1ヶ月後に再度訪れるサリタシュに寄って様子が観れたのもよかった。


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キルギスの出国は一瞬、オフィサーの人たちはフレンドリーだった。


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出国から約45分、車を走らせタジキスタンのイミグレへ。こちらのオフィサーもフレンドリー。入国もスムーズに終わった。ここのイミグレは4200mを超していてすごく寒かったし、オフィサーの人たちもすっごいモコモコの服着てた。足元サンダルだったけど。

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※Eビザで設定した入国日以降45日以内であればいつでも入国可能でした。わざわざ設定したけど、その通りに入国しなくっても大丈夫!

※ビザもプリントアウトの必要はなくスマホ画面で大丈夫です。ただ入国審査の後、道によっては何度もドライバーにパスポートとビザを預ける必要があり、都度自身もスマホ画面を見せに行く必要があるので結構手間。

タジキスタンに入ってからは、それまでグリーンだった風景がガラッと変わり、むき出しの山肌やドライで荒涼な風景になった。


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そこからカラコル湖まで30分ほど、日暮れが近く光の色や入り方も絶妙だった。

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日が沈み、カラコル湖を後にしてからが本当にしんどかった…

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夜道で前が見えないのもあったけど、ムルガブまでは悪路続き、標高が高いのと車酔いとでグロッキー状態に。

気を紛らわせようと窓から見上げた星空がとても綺麗だったことは覚えてる。

いつかボリビアでLa Pazからウユニに向かう深夜バスで見上げた夜空を思い出した。

ヘトヘトになりながらムルガブに到着したのは23時。(誰も信じてなかったけど、ドライバーの見立てでは19時着の予定だった)車が停まったのは、香港ガールが泊まるというパミールホテル。私達ほかの3人は半ば強制的にドライバーのGHへ連れて行かれそうになる。

あたりをつけていたTulfabekのGHに止まってって言ったのに、あそこはタジキスタン人専用だ、クローズした、高い、とか何かと理由をつけて行きたがらない。

普段私はそこまで強く言わないけど、明らかに誘導しようとしてるのもわかったし、なんなら出発遅れさせたのも、私達が夜遅くに宿を探せないようにしたんじゃないかって疑いもあり、ちょっとイラッとしたから早く連れてけ!!と、言えばすっごい不機嫌そうに、オシュから運んで来た荷物を自分ちに置いてからだ、いくらなら泊まるんだ?Tulfabekのところと同じまで下げてやる、と食い下がって来たので、料金の問題じゃない(Tulfabekがアレンジしてくれるツアーも目的)、とにかくはじめからそう言ったんだから連れていけ!といってたどり着いたTulfabek GH。

着いた時は真っ暗だったけど後に引けない(勝手に車から荷物も出されていた)状態だったので、迷惑とわかっていてもGHに乗り込んだ。夜遅いのに対応してくれて、しかも朝食付きで60ソモニ(前情報より若干値上がりしていた)。あったかいお部屋とお布団で快適な夜を過ごしました。(後から考えてもこの旅で一番寝心地の良いおふとんだった!)

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おまけ

ところでグロッキー状態からは回復せず、夜は気持ち悪くてしんどかった。みたら3600m以上ある。。富士山9合目くらい?

そして白馬のお友達の一部では私がクソがつくほど縫い物が下手なことは知れてますが、今回ザックが裂けたので縫いました。こちらです。

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いつまでもつかな。。