Kumo-memo

備忘録&旅情報

西安① シルクロードの始まりと終わり

西安シルクロードの始まりと終わり

2018.10.27~11.1

 


西安シルクロードをテーマにした旅人にとっての始点であり終点である場所。

私の場合は中央アジアパキスタン、新疆から来たので西安は終着点となる。

そしてこれが私のゴール。安定門。


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感動は…実はしてないwというか出来なかった。

私の感覚としては、中央アジアからきたキャラバンの気分だし、西安はとても大きい都で人種も漢族が多く、なんだか私はおのぼりさんみたいで、ひたすらアワアワしていた。ひえー!大都会だー!!


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これがもし反対から行っていればまた感想も違うんだろうなぁ。

 

城内は钟楼を中心に南北を境に東に漢族、西にウイグル人の町があり、西側の方が食べ物がたっくさんあってとても楽しい。

ついた日がちょうど土曜日だったのでぐっちゃぐちゃを体験できた。筋によって値段が結構違うのは、どこの観光地も同じなんだなぁ。


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モスクはこんな形になってしまったのか…と衝撃を受けたし、


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三蔵法師が持ち帰った経典を納めた大慈恩寺は説明書きが中の仏像と違ったり、上の看板のフォントがバラバラだったり、なんか雑すぎて別の意味で楽しかった(夢象受孕の英訳がdreaming elephant and getting pregnant. なるほどなぁ)。

 


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三蔵法師の歩んできた道と自分の道を照らし合わせてみる。結構かぶってたんだなぁ。


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その時と今じゃ比べられない苦労を乗り越えた玄奘三蔵。その時なぜか旅の大先輩と彼を位置づけ(失礼だけど、なぜかそういう気分だったのだ)持ち帰った像をお土産としてみると、なんだかすごく親近感が湧いたのだった。


そして兵馬俑!これは本当に迫力があった!顔や体格もぜーんぶ違って、頭の装飾も異なるからいろんな民族がいたことを感じられた。まだ発掘とか修繕中で全て見られるのはどれくらいかかるのか…

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日本でもみたことがなかったし、人生で一度見ておきたかったから、やっぱりズラッと並んでると見応えもあった。

自分と同じ顔があるかも~という紹介があるけど、そこまで中に入れるわけじゃないから見つけるのは無理だろう。

だけど、こういう人いるな~という馴染みのある顔や姿ばかり。


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そして今でこそ土色だけど、実は色がつけられてたのも初めて知った。ものすごい時間と労力がかかっただろうなぁ。


ここでは西安特有のご飯も楽しめる。

ビャンビャン麺!ビャンって漢字になんでしたんだろう。変換しても出てこないんだよな。


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これは牛肉泡馍。

渡されたバンズをちみちみチネってこれをスープと具と炒めて出来上がり。これもなんでちねることを考えたのか。


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ワンタンはすごい美味しかった、ほんと、エビとか入っててサイコー。

 

当たりハズレも結構あって、奥が深いなぁと思った。

そして私がハマった肉夹馍

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めちゃくちゃ美味しい!店によって味が全然違うからいくつか回ってみた。

と、西安めちゃくちゃ楽しい!!そして今回もまさしさんがいるので一度も地図を見ずに頼りっぱなし。

いつの間にか、私の1人で旅行する感覚は途切れていた。

西安、1人よりも2人以上で旅した方が絶対楽しいと思う!