ワハーン回廊2日目③
ワハーン回廊2日目③
行く途中には色々見どころもあって、ハイミネラルウォーターだよってドライバーさんに水場に連れてってもらい一口飲んでびっくり、超スパークリング!!!口の中ジュワーとなる。味は鉄っぽくて、でも炭酸水が天然で出てることが面白くて結構飲んだ。
車を走らせてしばらくして、ドライバーさんが急遽車修理工場による(めちゃくちゃタイミングよく工場があった)。昨日からごまかしごまかしでやってきたけど、ついに修理に。
その間、店主に木陰にあるチャイハネで休んでなよと言われてぼーっとしていた。
するとそこの家の子供たちが何かを運んでくる。
あれは…ナン!!そしてスメタナとチャイと、背後にプロフ!!!なにこの豪華なおもてなしーーーー!!!びっくりしたー!!!どれもすごく美味しかった。
子供たちは私たちが気になるようで遠くから様子を伺い、遊びながら段々距離を狭めてくる。
最後は向かい合う形で遊んでいてとっても可愛かった。
このあとさらにフルーツの皿がでてきた!
申し訳なくなってくるほどのチャイタイムだった。
その後ブッダストゥーパにむかう。丘の中腹にそれらしきものがあるんだけど、実際本物の遺跡かというと怪しいらしい。
行き方がわからなくてウロウロしていると、恐らくそう言うツーリストが多いのだろう、村の人たちがあっちだよー、迷っては、こっちだよー、と指示してくれる。
大して期待してなかったけど、ストゥーパそのものより、そこからの眺めが素晴らしかった。
川の向こうはアフガニスタン。二つの国を隔てる河が遠くまで続いていて、陽光が反射してキラキラ光っている。すぐ下のタジキスタン側には麦畑が広がり、風に揺れて金色の光を放っていた。
麓へ降りると男の子が現れる。英語を話していたんだけど、そもそもなんで私たちを先導するのか意図がわからず車にたどり着いたあと、あるブログに道案内でお小遣いを稼いでる男の子について書かれていたことを思い出した。
彼なのかしら…?でも行きの案内ならともかく帰りの案内、いる?
その後ヤムチュンフォート・ビビファティマまで走る。
ヤムチュンフォートはかつての砦の遺跡、ビビファティマは温泉
宿はビビファティマまでにいくつかあり、多くの人はビビファティマ近くのどこかのホテルに泊まる。
比較的新しいホテルカーンにあたりをつけて値段交渉。
ここらのホテルの中で唯一シャワーがある。二食付き15ドル、シャワーでプラス10ソモニ。合計約16ドル。値下げをお願いして13ドルになったけど、あと一声!と思い、シャワー込みで13ドル!どう??と言ったら、渋々了承してくれた。
ここは温泉地で人々が当時でやって来ている。向かいの部屋の女の子コショーナ家族は3泊しているそう。
その後ヤムチュンフォートへ歩いてむかう。途中であったラトビアのナリンガはホーログから一度シェアタクシーでランガールに向かい、ミニバイク(1ギア!)で戻ったり、ヒッチしてるのだという。かっこいい…
ヤムチュンフォートからはアフガニスタンがそれまでよりずっと身近に感じた。向こうにもこちらと同じような緑が広がり家が点々とあることが確認できた。
夜ご飯はショルパをオーダー。トマトベースでとても美味しい。
また晩酌がはじまる。ここでお世話になったのはGoogle翻訳。英ー露でドライバーさんとやりとりをしていく。本当に有能なアプリだ。初めて栓抜きなしで素手でビールあける人を見た。
最終日になる明日。明日はイシュコシムにいって、ついに、ついに、私はここで別れる予定。
ただドライバーさんのイシュコシムはどう?と聞いた時の顔が超微妙な顔してたのが気になる。ハラショーじゃないの?と聞いたら、渋ーい顔をしたあとチュッチュ(少し)ハラショーかな。だと。えーー
ちなみに彼と私はタメだった。だがしかし彼は結婚し、すでに3歳と1歳のパパでもあるのだ。ここでもなんで結婚しないのかと聞かれた。ほんとにこの質問多い!結婚が当たり前って考えだからなんだけど、内心うるせー!と毎回思う。質問してくる人と短い会話をするくらいならスチューデント!と言ったり、話の流れ的に架空の夫と子どもまでいたりすることもある(そしたらなんで1人でここいるんだってツッコミが入るけど)。だけど長時間一緒に行動する場合は嘘もつけないので、スイスガールの言葉を借りた、Because I wanna be happy.めちゃくちゃ笑われた