ワハーン回廊3日目
2018.8.17
ワハーン回廊3日目
朝からまいさんとビビファティマにいく。朝一でいったら、今は二つとも男性の時間と言われた。はー?二つあるんだから一つ女性にしないの??効率悪いなー。
女性客が続々とくる、交代の時間(交代というより、男性は常に一つはあって、もう一つを交代制にしてるらしい。それ意味ある?)はとっくに過ぎている。痺れを切らした何人かがドアや窓をどんどん叩く。ほんと早くしろ!こっちは10分と言われたところ40分くらい待ってるんだよ!!
やっとこさ男たちが出てきた途端、女性が続々と列に続く。
普段ムスリムの女性は体の線を出さない服しか着ないし、髪も隠すから想像できなかったんだけど、お風呂の時はもちろん全て脱いでわかったのは若い子はめちゃくちゃスタイルいいってこと。そして髪を下ろすとさらにかわいい。宗教という理由はわかってるんだけど、なんかもう、なんで隠してるのー!勿体無いーー!!と思ってしまう。(カメラは防犯のため持って行かず、写真なし!)
いいお湯だった。
日本の温泉気分で、あっついので薄着で出ようとしたら、近くのおばちゃんにめちゃくちゃ止められた。
外はすごく寒いんだから、もっと着込んで、前しめて、なんなら頭も覆って!と言われたけど、それは私には暑すぎて気持ち悪くなっちゃうんだよなーと思った。
こっちの人は温泉の後はしっかり着込んで防寒するらしい。(たしかに標高も高いところだから外気温は結構冷たい)
こちらはキンキンに冷えたフルーツミルクが飲みたい。
そもそもの目的も違って、こちらでは温泉はトリートメントするために入るから、その熱を保持してホテルまで戻ることが効果的で良いとしている。
10ソモニで帰りにレジストを記入。日本人が最後にここにきたのは約2週間前だった。
朝ごはん(ここにきて一番目玉焼きの焼き方が上手!)を食べて出発。
目指すはイシュコシム。
麓まで下るとオシュから一緒に来た香港ガールズとすれ違う。
急遽車を止めてどうしたのか聞くと、かれこれ1時間車が故障して動けないという。
ヤムチュンフォートにむかう途中で、歩いてもいけるけど、この炎天下2時間くらいかけて行くのはしんどそう。
同情以外何もできないので、とりあえず記念撮影だけして健闘祈りつつ別れた。
道中カカカラという、もう一つ別のフォートレスに向かう。
登って驚いた、さらにアフガニスタンに近くなっている!!
河のすぐ側までいけたので村人が農作業をしているところも見えた。何もこちらと変わらず平和な村。河のギリギリまで行くのは少し怖かったので手前の遺跡から見物。
そこからイシュコシムまではすぐ。
私はここで泊まって明日ホーローグ行く!と決めていたが、ドライバーさんのあの反応が頭をよぎる。
イシュコシム到着。
…ホーログまでいきます!結果的に2泊3日のツアーに参加することになりました。
イシュコシム、かつてはアフガンバザールが開かれていて、その時は今よりもツーリストも多く泊まってたんじゃないかな
今はちょっと寂れちゃってる感じがあって、バザールというのもこんな感じ。
ここに一泊する必要は特にないと感じてホーログまで行くことにしたのでした。
やはりドライバーさんの反応とハラショーは正しかったんだと思った
ホーログまでの道のりはアフガニスタンとの国境も近く、また河幅も狭まっているところも多く、村の人たちの生活も見えて、あちら側のお家の方がこちら側のお家よりも立派なものもあったり、ただの隣村くらいの感覚にぬって、違う国という感覚も薄れて行く。
最後のパスポートコントロールで陽気なオフィサーに見送られ、あと少しでホーログというところで車故障。
今度はタイヤの軸がいかれたらしくドライバーさんはトンカントンカン鍛冶屋のようにパーツを調整して行く。
その間にもたくさん車が止まって大丈夫か?みたいなやりとりがかなりあった。
みんな困ってたら手助けするって精神が当たり前にあって見習わなくちゃと思わせられる。
1時間くらいで修理が終わりホーログに程なくして到着。
ホーログはタウンでたくさんのお家やお店が河を挟んで建っている。
パミールロッジにチェックイン
ドミトリーの方が安かったので部屋を見てみると、男の人しかいない!そして臭い!
山小屋とか船のような横並びの布団が並べられているだけだった
急遽3人部屋に変えてもらった
最後ドライバーさんと別れる時は意外とあっさりしていて、明日センターの方にいるから~といって去っていった。
これにてワハーン回廊終了です!!
怒涛の3日間、感動の連続でお腹いっぱい。