Kumo-memo

備忘録&旅情報

キルギスからカシュガルへ国境抜け (最後に情報載せてます)

2018.9.11

キルギスからカシュガルへ国境抜け

(最後に情報載せてます)

 


結論からいうと、どうにかはなる!絶対!

けど相当しんどかった。。

そしてこれからイルケシュタムをキルギスからカシュガルに抜ける方へ、何かヘルプになれば幸いです。最後に反省踏まえて情報を書きます。


タイムスケジュールを先に書くと、こう。


10:00 サリタシュ出発

11:45 イルケシュタム(キルギスサイド)到着、出国

12:15 ボーダー到着

16:40 ボーダー通過(中国サイド:北京タイム+2時間)

17:15 イルケシュタム荷物検査所到着

18:05 荷物検査所出発

20:05 ウルグチャット到着 入国審査

21:15 ウルグチャット出発

21:30 タクシー乗り場到着

22:00 タクシーでカシュガル

24:00 道の真ん中で降ろされ別のタクシーに乗り換え

24:10 宿到着


ちなみに、カシュガルはローカルタイムでは北京タイムより-2時間で考えてるけど、公共機関やホテルは北京タイム。

 

サリタシュの民家で前泊した後、車で拾ってもらうも、そのドライバーさん、私のことを気に入ってくれたのはいいんだけど、ドライブ楽しんじゃって全然早く行ってくれない。

私もお金払う身だから吊り上げられまいと頑張って歌ったり踊ったりした。接客こっちがしてる感じになってたなぜか。

ただ相当楽しかったらしくお金払わなくていいよって言われた。

お疲れ私。

ちなみに相場はローカルプライスで100ソム、普通はツーリストだと300くらいらしい。

道中は絶景が続きます。


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キルギス出国はスムーズ!

ボーダーまで車通ってなかったので歩くことに。30分くらいで行けるはず!


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途中で車通って乗せてもらったのでラッキーでした。

 

ただ問題は中国のボーダーはクローズしてること。

知ってたけど!!!まさかの17時オープン!16時じゃなかったんか。。

 

ゲート前で待っている先頭のトラックの運転手さんと話してたらトラックの中で待たせてもらえることに。スイカもいただきました。

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その後ゲートが開く前に中国人観光客がなぜかこちらへゲートを越えて来たから、もういいのかな?と思って勝手にゲート内入ったら閉められた。。風がものっすごく強く吹いてたから物陰に隠れてまつことに。

(どうやら彼らは写真だけ取りに来た観光客だった。)

まだかなり待つようだし、仕方ないので物陰にてバックパックのほつれを直す。

結構シビアな場所でこんなことしてるの私だけだろうよ。。

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16:40ていう微妙な時間に係りの人が来てレジストしてくれた。その後少し歩くと、荷物検査所まで車を斡旋してくれる。3kmだから無料です。

トラックかタクシーを用意されるんだけど、タクシーのが検査所入り口まで乗り付けてくれるからこっちのがベター。トラックだと列に並ぶので結局少しは歩くことになります。

私は偶然タクシーが二台あったので、それに乗りました。


荷物検査はすごーい面倒。本当にバッグの中ひっくり返される。

でも思ってたよりはテキトー。スマホの中身だけすごく長い時間かけて見られます。

しかもかなり威圧的。荷物持って待合室にいけ、早くしろ!と私は怒られる。

てめーらがひっくり返したせいだろアホ!と心の中で悪態をつく

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スマホチェックに時間がかかって出発したのは1時間後。ただ私がラッキーだったのは、そこに居合わせたツーリストが偶然にも4人いたこと。

この荷物検査所からイミグレがあるウルグチャットまでは乗合タクシーだけど、基本的1台400元が相場らしい。4人乗りの計算で1人100元。揃わない場合全額払うことになるとも聞いてたので、人を待たずにいけてよかった!

ここから2時間、ウルグチャットまで。


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写真はありませんが、キルギスと違うのは道にラクダが普通にいること!わお!

ウルグチャットには本日最後のツーリストとして入った。私らだけならもっと早く出発できたっぽいけど、前のツアー団体に問題が発生したらしくかなり待たされた。

その間なぜか私だけ別室に送られる!!!そして、再び荷物検査!またやり直し!!なんでだーー!!ばかやろーー!!!

問題は見つかるわけなく、精神が疲弊しながら入国審査。

顔とパスポート照らし合わされて、これお前か?ほんとに?と疑われる。隣の同僚にまで確認してる。失礼な…!!けど確かにパスポートは6年前の写真だし、二度見三度見くらいはこれまでもされてきたからまたですか、という感じだ。

そこからまたドタバタ!

カシュガルまで他の乗客2人が行くというから便乗したら、ドライバーがいきなりお金吊り上げて来て35元から40元といわれた!

アホくさ!といって他のタクシーに乗り換えるも結果1台120元。お、同じやったー。

2人はカシュガル駅へ、私はホテルへ。もちろんタクシーなんだから最後まで面倒見てくれると思ったら、なんと駅にしか行かないという!

私がそれなら40はいやだ!とごねたら、1人が俺が払ってやるからとりあえずカシュガルへ行こう!と5元だけ負担してくれることに。

な、なんかごめんね!あなたに払わせるつもりはないんだけども!

そして、駅とシティの道の分岐点でいきなり降ろされるw

こっからは他のタクシーで行って、だと。

ノーチョイスで捕まえたタクシーは20元だという。

お願いお願いーーー!!!って頼み倒して10元でエイティガールまで。

そこからあたりをつけていた宿、パミールユースホステルに駆け込み、受付クローズギリギリにチェックイン!!


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booking.comでは空いてなかったけど、直接行ったら普通に空いてた。旅あるある。

 


こんなドタバタでたどり着いたカシュガルでした。

 


あーほんと疲れた。

 


ということで、旅人さんに情報を共有します。

オシュからカシュガルに抜ける場合、オシュのニューブリッジの下のバス乗り場まで行くことになりますが、乗合バンはお金はふっかけられるので下の表を参考に交渉してください。

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イルケシュタム行きは13:00発、サリタシュ行きは14:00発。1日1本のみ!

といっても、サリタシュなら多くの車の通り道なので、サリタシュ?っていって探せば3-4台ほど見つかりました。


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サリタシュまでは3時間ほど、イルケシュタムまでは4時間ほど。

どちらにも宿泊施設はありますが、イルケシュタムはほとんどトラックのドライバーの寝床だったり、その他女子には辛い環境です。

バスで行く場合国境は次の日に抜けることになるので、どちらかで一泊します。

サリタシュはゲストハウスが700ソム、民泊だと500ソムくらいまで交渉可能。イルケシュタムは300ソムくらいですが正直オススメはできないかなぁ。

もしくは300~400ソムで乗合タクシーに乗れるらしいので、その日中になんとかしたい人は朝早くタクシーピックすることをオススメします。

その後もう早ければ早いほどいい!とにかくヒッチで車捕まえて、遅くとも10時までにキルギス国境を抜けてください。国境からは車があればヒッチ、もしくは歩けば30分くらいはかかります。

キルギスタイムで11-3時は中国側の国境が閉まるので、10時までにキルギス出国しても11時まで(といってもギリギリのだと追い返される)、荷物検査所に入れれば第1関門はクリア。そこから2時間かけてウルグチャットに移動し、国境が開くのを待ちます。どちらにしても2,3時間は待つけど、すぐに入国審査に移れたらそのあとはタクシー乗り場までいけばカシュガルまでのバスに乗れます。カシュガルまでは2時間強、暗くなる前には着けるし、宿探しも可能。

 


!!!中国側の荷物検査所を11時前に到着できることが大事です!!!