パキスタン①国境越え!そしてパキスタンへ
2018.9.25~26
今日はタシュクルガンを出ていよいよ夢に見たパキスタンへ向かう。
中秋節と重なってノービザ滞在15日目きっちりで出国。
この国境越えは日本人は私だけだった。
前情報通り10時に販売されるバスのチケットをバスターミナルへ買いに行くと、思ったよりも早く販売開始、さらに11時にはカスタムに来いと言われる。
もしもの場合を考えて早めにチェックアウト後にタクシーでタシュクルガンのイミグレまで行く。このタクシーを捕まえるのも、この5日間一緒だったチャイナガールズが全て手伝ってくれて見送りまでしてくれた!なんて優しいんだー!大好きだ!
カスタムに着くと色んな人がいて、83歳と67歳のおばあちゃんズや、70代夫婦でほぼ歩きでイスタンブールからここまできた人、トレッキング中心で1年世界中回っているドイツの老夫婦や、5日間足止めを食らったウクライナガイズとチャリダーのブリティッシュカップルなどと話した。
みんなタシュクルガンも中国も好きじゃないとか言い出し、パキに抜けた時は拍手喝采だった笑
(フンジュラーブ峠寒い…)
私が楽しめたのは多分この新疆エリアの旅で出会ってきた人たちのおかげだと思った。あと顔が変わらないから、彼らが受けるほど厳しいチェックを受けてないというのもある。
ブリティッシュカップルと今晩シェアしようと言う話になり、カスタムを出たところで、そこにたむろしていた人たちに予算を聞かれた。
入国の時に現地の人と話してミニマム500ルピーからと言う話だったので、1泊だし500かなーと言ったら、なんとそこにいたホテルのオーナーが1人500でデラックスルームを提供してくれると言うのだ!!!
その部屋は本来3500ルピー、1500ルピーへのディスカウントは破格だった。
耳を疑った。え!!いいの?!
君にスペシャルプライスをあげるよ、と言われたものの、ブリティッシュカップルはまずは部屋を見てからということで、連れてってもらったのがここ
フンザマウンテンホテル。
めっちゃシンプルでわかりやすいw
今年の5月にオープンしたてですごく綺麗。
今は夏が終わってハイシーズンが過ぎたからお客さんが少ないらしい。
それにしても500って…ビックリしたわ。
ホットシャワーは熱湯で水ためて調節したりトイレの水が流れなかったりと色々あったけど、満足すぎる部屋だった。
夜に日記をつけるためにロビーにいくと、オーナーさんと友達が来てて、たくさん話ができた。
しかも急にグリーンティーが出てくるサービス付き。
ただめちゃくちゃ夜寒くて全然寝付けなかった。
最悪なのは風邪がぶり返して悪化したこと。勘弁してくれー
翌朝、早く目覚めたので小さな町を散歩しているとちょうど朝ごはんを作っている現場に遭遇。
ビデオや写真を撮ってたら、来い来い言われたので近くにいくと、椅子を出してもらい、ここに座れと言われた。するとそこにいたおじちゃんにチャイ好き?砂糖はあり?なし?と尋ねられたので甘いのが好きだよって言ったら、数分後にあったかーい甘いミルクティーを持って来てくれたのだ!さらに薄い揚げパンのようなナンを作っていたお兄さんがこれも食べる?と作りたてのアツアツのプラタをくれたのだ!!なにこのホスピタリティ~!思わぬところで朝ごはんをゲット。
なんかこの感じ懐かしいなーと思っていたら、ここフンザエリアの人々はタジクのワハーン族なのだという。
なるほど!!!そうそう、タジクで感じてたこの人の温かさや人懐こさだ!
スストですでにパキスタンが大好きになった。