寝台列車 ウルゲンチータシケント
コンパートメントで4人部屋の二等車。
乗り合わせたのは私以外みーんな男性!!
1人男の子と、同僚であろう2人組のお兄さん、そしてわし。
何もないだろうとは思うけど、個室に男性3人と一晩かー…ドア閉めたくないなー…少し不安になった。
と、その2人組が私が不安そうにポツンと体育座りしていたのを見て、何を思ったか隣の部屋と交渉したらしく、女の子がやってきたのだ!!
(引越し作業、男の人が全部やってた)
私が女1人だからスイッチしたの?と聞いたらそうだよ~^ ^と。
う、嬉しい~!!!
そして交換した男の子、ごめんね~!!
みんな英語は通じないんだけど、ちょいちょい気にかけてくれていて、日本人なの?とか、タシケントまで行くんだよね?とか、聞いてくれる。優しい…
コーラも分けてくれた。
みんなで話してる意味は全くわかんないんだけど、私本読んでるから全然ほっておいてくれて大丈夫よ。
基本みんな寝る時以外は下の席で話したりする。
結構疲れてたみたいで、みんな起きてたけど気にせず就寝。
シートの寝心地も良かった。枕も布団もフカフカだ。マットレスにはひまわりの種とかカップ麺の乾燥ネギとか落ちてたけどw
出発直後に新しいシーツセットが配られるから大丈夫。
夜は熱くて寝苦しかったけど、朝はすごく涼しくなって寒いくらい。
結局いつもより多い8時間睡眠!それくらい快適だった。
車窓からの景色もなかなか面白く、朝早くから住民が放牧したり、草を刈ったりしていた。農場にポツンとベッドがあるのが印象的で、夜ここで寝たらきっと星すごく見えるだろうなーと思った。
朝、サマルカンドに15分くらい停車している間にみんながそれぞれ朝ごはんを用意しだす。買ってくれたナンを分けてくれたり、チャイをくれたり、食べなよ!と声かけてくれて…や、優しい~!!
そしてお兄さん、ナン買ったわりに一口も食べてない。食べて食べて!
その後到着までゴロゴロしたり、ブハラからパクってきた井上靖の蒼き狼をひたすら読んでたらあっという間の17時間、列車の旅だった。
列車、楽しい!!